「いいデザイン」って何?アートとデザインの違い

ナマステデザインラボの、「レスキューエキスパート」あやです!

今回は「いいデザイン」についてのお話。

さて、突然ですが問題です。

あなたにとって
「いいデザイン」ってなんでしょう?

めっちゃお洒落なデザイン?
スタイリッシュでカッコいいデザイン?
カラフルでキラッキラなデザイン?

ヨガのチラシやホームページを作るとき、
「もっとおしゃれにしたい」
「美しく見せたい」
と思いますよね。

でも、見た目がきれいだからといって、それが“いいデザイン”とは限らないのです。

今日は“アート”と“デザイン”の違いを知ることで、
「本当に伝わるデザインとは何か?」ををお伝えしていきます^^

目次

デザインクイズ

ということで、ここでクイズです!
下のデザインで、あなたがいい!と思うデザインを選んでみてください!

文章はどちらも同じです。
さて、あなたはどちらを選びましたか?

「いいデザイン」の正解は…













B」です!

なぜBがいいデザインなのか、解説していきましょう!

アートは「自分のため」、デザインは「誰かのため」

根本的なお話。
アートとデザインの違いについてです。

アート

アートは、自己表現。自分勝手に表現できます。

自分の好きな色を使って自分の思うがままに筆をとって表現します。
描きたいものを描き、感じたことを形にする。
誰かに伝わらなくても成立します。

デザイン

一方、デザインは「誰かに伝え」て、「目的達成をする」ためのものです。
「このクラスにどんな人が来てほしいのか?」
「どんな気持ちで来てほしいのか?」
そういった“明確な目的”があるのがデザインです。

「いいデザイン」は、伝えたい人にちゃんと届く

たとえば、
あなたが初心者向けのリラックスヨガクラスを開くとします。
集客のためにチラシを作ったとしましょう。

そのチラシが、黒を基調にしていて、
細くて小さな文字でいっぱいだったら…どうでしょうか?

パッと見は、めっちゃスタイリッシュでオシャレかもしれません。
でも、見た人が
「リラックスできそう」「初心者でも安心して参加できそう」
という雰囲気を、感じとれるでしょうか?

このチラシの目的は
「初心者でも安心して、ヨガでリラックスできそう」

「だから参加してみたい!」
と思わせること。

「いいデザイン」とは、“見た人が行動したくなるデザイン”。

お申し込みにつながる、参加したくなる。
そういう“結果が出るデザイン”こそ、本当に良いデザインなんです。

サービスは文字を読ませてなんぼ!

ヨガやピラティスは物販ではなく「サービス」。

サービスの良さを伝えるためには、文字を読ませるしかないんです。

その文字を最大限読みやすくさせるためには、
背景色と文字色のコントラストが大事。

そして白文字ではなく、黒に近い文字色にすることでさらに読みやすくなります。

ただ、ヨガの教室をされている方は「女性専門」を謳って(^^♪数多くいらっしゃいます。
女性ターゲットの場合は、質の高い写真を一緒に掲載してあげるとさらに効果的です!
(女性は文章を読むよりも写真やイラストのほうがスッと目に入りやすく、理解しやすいため)

プロのカメラマンに写真をとってもらって、質の高い写真素材をストックしておきましょう♪

「プロに撮影を頼む予算が…」という方は、
次回の私のブログを楽しみにしていてください(^^♪

自分の世界観 × 誰かのための工夫

ヨガやピラティスの先生は、自分自身の世界観や哲学を大切にされている方が多いです。
それをデザインに落とし込むときは、
「どうすれば相手に伝わるか?」を加えるだけで、ぐっと魅力が増します。

例えば…

色の選び方

リラックスした雰囲気を与えたいならグリーン系、
爽やかな気持ちになってもらいらいならブルー系、
明るい元気なクラスならオレンジ系、
夜ヨガをやっているなら濃いブルーとゴールド…

色だけで、あなたのクラスの色を表現できるんです。

文字のあつかい

ゆったりした雰囲気を与えたいなら、
明朝体を使って、文字の間隔(カーニング)や行間をたっぷりと。

元気があるクラスだったら、
ゴシック体を使って、すこし斜め(イタリック)にすることで
アクティブな感じをイメージできます。

シニア層向けの案内だったら、
読みやすくするために、文字は大きく。
視認性の下がる黄色などは避けてあげる必要があります。

写真の雰囲気

女性ターゲット層の場合は写真が命!!!!
女性は文章を読むより写真やイラストを見る力に長けています。
クラスの雰囲気を伝えたいなら、写真にはこだわりましょう!


そういった一つ一つが、「あなたのヨガ」がどんなものかを伝えるメッセージになります。

最後に:見た目より、“伝わるかどうか”

デザインで迷ったときは、「おしゃれ」よりも「伝わるかどうか」で考えてみてください。
きっとあなたのヨガに共感してくれる人が、もっと増えていきますよ。

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