名刺デザインでやってはいけない7つのこと|ヨガ・ピラティス講師の名刺が「渡したあと」に残らない理由

名刺デザインでやってはいけない7つのこと|ヨガ・ピラティス講師の名刺が「渡したあと」に残らない理由
Webデザイナー 竹田

こんにちは!
ナマステデザインラボの竹田です!

体験レッスンのあとに名刺を渡しているのに、そこから連絡が来た覚えがあまりない…
開業のときに急いで作った名刺を、そのまま刷り増ししている…

名刺は、渡したその場ではあまり読まれません。じっくり見られるのは、受け取り手が家に帰って見返したときや、何枚かの名刺を並べたときです。

そのときに「何の先生で、どうすれば予約できるのか」が分からないと、名刺は手元にあっても次の行動につながりません。

教室を運営している先生にも、複数のスタジオで教えているフリーランスの先生にも当てはまる内容です。手元の名刺と見比べながら読んでみてください。

この記事でわかる3つのこと
  1. ヨガ・ピラティス講師の名刺でやってはいけない7つのことと、それぞれの直し方
  2. 体験レッスン後・ワークショップ・出張レッスンの場面で、名刺のどこが見られているか
  3. 名刺に載せる情報の優先順位と、自分で直すか作り直すかの判断基準
目次

名刺デザインでやってはいけない7つのこと

ヨガ・ピラティス講師の名刺でよく見かけるNGは、次の7つです。

やってはいけない7つのこと
  1. 教室名やロゴだけで「何の先生か」が分からない
  2. 資格・全クラス・SNSを全部載せる
  3. 文字が小さい・細い・薄い
  4. 予約先が分からない・QRコードがない
  5. HP・Instagramと雰囲気が全く異なる
  6. 断裁位置ギリギリまで文字や写真を配置する
  7. 自宅住所や個人の携帯番号をそのまま載せる

7つとも、受け取った人があとで見返す場面を想像すると避けられます。

1、教室名やロゴだけで「何の先生か」が分からない

名刺を受け取った人は、まだ教室名を知りません。すてきな教室名とロゴだけでは、数日後に見返したとき、誰の名刺だったか思い出せないことがあります。

教室名と名前だけの名刺に、産後ママのための少人数ピラティスという説明を加える改善例

「産後」「少人数制」のような手がかりが1つあるだけで、レッスンの記憶とつながりやすくなります。名前の近くに、誰に・何を教える先生かを1行添えましょう。たとえば次のような書き方です。

書き方の例
  • 産後ママのための少人数ピラティス
  • 更年期の体の変化に寄りそうヨガ講師
  • 仕事帰りに通えるデスクワーカー向けヨガ

2、資格・全クラス・SNSを全部載せる

資格をたくさん並べても、受け取った人には違いが分かりにくいものです。小さな紙に情報を詰めるほど、いちばん大事な名前と予約先が埋もれていきます。

余白がなく、文字の頭もそろっていない名刺は、それだけで読む気がしなくなりますよね。ですので表面は「名前・何の先生か・予約先」、裏面は「教室の場所・代表的なクラス」くらいに絞るのがおすすめです。

名刺の表面には名前・何の先生か・予約先、裏面には教室の場所・代表的なクラスを載せる整理例

詳しいクラス内容やレッスンスケジュールは、ホームページやInstagramに任せると割り切りましょう。

3、文字が小さい・細い・薄い

細い書体に淡い色、小さな文字は、雰囲気がやわらかく見えます。ただ、40代以降の生徒さんや、照明を落とした受付では読みにくくなります。

名前や電話番号のように読んでもらう情報は、雰囲気よりも読みやすさを優先しましょう。

名刺の小さく細く薄い文字を、大きく読みやすい文字に直し、試し刷りで確認する比較

判断の目安は、試し刷りをスマホで撮り、拡大しなくても読めるかどうかです。写真の上に文字を載せるときは、文字と背景の色の差も確かめてください。

4、予約先が分からない・QRコードがない

電話番号だけ、Instagramのアカウント名だけの名刺だと、「体験に行きたい」と思った人が次の一歩で止まってしまいます。予約の窓口は公式LINEや予約ページなど1つに決め、QRコードで直接開けるようにしておきます。

名刺のQRコードから1つに絞った予約窓口を開き、予約へ進む流れ
デンソーウェーブの公式サイトの情報

QRコードの周りには、読み取りのための余白が必要です。では、上下左右それぞれ4セル分以上とされています。
※セルは、QRコードを形づくる白黒の小さな四角1つ分のことです。

刷る前に、自分以外のスマホでも読み取れるか、リンク先が古いページになっていないかを確かめておくと安心です。

5、HP・Instagramと見た目がまるで違う

名刺は落ち着いたグリーンなのに、Instagramはビビッドなピンク。これでは受け取った人の中で、同じ教室だとつながりません。

名刺の印象と、あとで見たInstagramの印象がそろっていると、教室のイメージが少しずつ積み重なっていきます。ホームページやInstagramとそろえたいのは、次の4つです。

名刺とホームページ、Instagramで統一する色・書体・ロゴ・写真のトーンの4要素
  1. 色
  2. 書体
  3. ロゴ
  4. 写真のトーン

教室の軸がまだ言葉になっていない場合は、そこから決めると迷いが減ります。軸の決め方は、以下の記事で整理しています。

6、断裁位置ギリギリまで文字や写真を置く

名刺は大きな紙にまとめて印刷し、あとから切って仕上げるのが一般的です。切る位置はわずかにずれることがあるので、端ギリギリの文字は欠けたり、白いフチが出たりします。

日本の名刺の標準サイズは55mm×91mmです。背景や写真を端まで敷くときは、上下左右に3mmずつの塗り足し(切り落とす前提で外側に広げておく部分)を付けます。

文字やロゴは、仕上がりの線から3mm以上内側に収めるのが目安です。

名刺の仕上がり線の外側3mmに塗り足しを設け、文字は3mm以上内側に置く目安

※塗り足しや文字の位置の決まりは、印刷会社ごとに違います。入稿前に、依頼先の入稿ガイドを確認してください。

7、自宅住所や個人の携帯番号をそのまま載せる

ひとりで教えている先生や、自宅の一室で教室を開いている先生ほど、気をつけたいポイントです。名刺は一度手を離れると、誰の手に渡るか分かりません。

連絡は公式LINEや教室用の連絡先に寄せておくと、プライベートと分けやすくなります。

名刺に載せる自宅住所や個人の携帯番号を、公式LINEや教室用の連絡先に見直す比較

自宅で開いている教室なら、番地までは載せず「〇〇駅から徒歩5分(詳しい場所はご予約後にご案内)」のように書く方法もあります。どこまで出すかは、教室の形に合わせて選んでください。

ヨガ・ピラティス講師の名刺は「渡したあと」に読まれる|3つの場面

場面ごとに、受け取った人があとで名刺の何を確かめるかを見てみます。

1、体験レッスンのあと

家に帰って「また行きたいな」と思った人が、名刺で予約方法と開講曜日を確かめます。初めての方ほど、

  • 仕事帰りに間に合うか?
  • 子どもを預けられる時間帯にクラスがあるか?

と気になっています。ここで効くのは上記の「やってはいけないこと」の1と4です。

2、ワークショップ・イベント・マルシェ

何人もの先生や出店者の名刺を、まとめて受け取る場面です。あとで並べて見たとき、

  • 何の先生か分からない名刺
  • ほかと見分けのつかない名刺

だと思い出してもらえません。「やってはいけないこと」の1と5に気をつけたいです。

3、出張レッスンや法人・学校への提案

担当の方が名刺を社内で回したり、上司に説明したりします。肩書きや連絡先がきちんと整っているかが、そのまま信頼につながります。「やってはいけないこと」の2と7を見直しておきましょう。

3つの場面に共通する判断基準は1つです。名刺だけを見た人が、24時間後に誰の・何の教室で、どこへ連絡すればいいかを言えるかどうかです。

言えない名刺は、どんなにきれいでも引き出しの中で眠ってしまいがちではないでしょうか。

名刺に載せる情報の優先順位

名刺のスペースは限られています。載せる情報には、先に順番をつけておきましょう。

載せる情報優先度ヨガ・ピラティス講師の場合のポイント
名前(読みがな)必須読みが珍しい場合はふりがなを付ける。活動名があれば併記
肩書き(1行)必須「誰に・何を」教えるかが分かる肩書き
予約・連絡の窓口(QRコード)必須窓口は1つに絞る
教室名・ロゴ必須名前とどちらを主役にするか先に決める
場所(最寄り駅など)あると良い自宅開催なら番地まで出さない選択肢もある
代表的なクラス・対象あると良い全クラスは載せない
HP・Instagramあると良い予約窓口と別ならQRコードはどちらか1つに
資格の一覧・料金・全スケジュール載せなくていい変わる情報・多すぎる情報はHPへ

上の3つ(読みがな、肩書き、窓口)は、体験レッスンのあとに生徒さんが名刺を見返したとき、最初に探す情報です。

料金やレッスンスケジュールは、変わるたびに刷り直しが必要になりますよね。名刺には変わらない情報だけを載せ、変わる情報はホームページに任せましょう。

自分で直せるNG・作り直しを考えたいNG|判断基準と見せ方の型

7つのNGは、「載せる中身」の問題と「見た目の設計」の問題に分けられます。中身の問題は次の刷り直しで自分で直せます。

情報・予約先・連絡先は自分で修正し、肩書き・書体・媒体の統一・印刷設計は作り直しを検討する比較
自分で直せるもの(=乗せる内容)

2つめ:載せる情報を絞る
4つめ:予約の窓口を1つにしてQRコードを付ける
7つめ:連絡先を教室用のものに差し替える

作り直しを考えたいもの(=設計の問題)

1つめ:肩書きの見せ方
3つめ:書体と配色
5つめ:HP・Instagramとの統一
6つめ:印刷用データの作り方

見た目の設計は、名刺だけを直してもホームページやInstagramとずれてしまいがちです。2つ以上当てはまるなら、ほかの販促物とまとめて見直すタイミングと考えてよいと思います。

ナマステデザインラボの3つの考え

1、写真で先生の雰囲気を伝える
初めての方は「どんな先生だろう」と不安を感じています。先生やスタジオの写真を入れると、レッスンの雰囲気が伝わり、体験に来るときの安心感につながります。

2、ロゴを主役にする
ロゴや色の世界観がすでに固まっている教室に向いています。片面をロゴ中心にして、もう片面に名前と予約先をまとめると、表の優先順位とも両立できます。

3、名刺・ショップカード・ホームページを同じトーンでそろえる
新しいスタジオのオープンや移転など、販促物をまとめて作るタイミングに向いています。どこで教室を知っても、同じ印象が届きます。

名刺と同じ紙の販促物として、チラシの載せ方と配り方は以下の記事で整理しています。

まとめ

名刺デザインでやってはいけない7つのことは、次のとおりです。

  1. 教室名やロゴだけで「何の先生か」が分からない
  2. 資格・全クラス・SNSを全部載せる
  3. 文字が小さい・細い・薄い
  4. 予約先が分からない・QRコードがない
  5. HP・Instagramと見た目がまるで違う
  6. 断裁位置ギリギリまで文字や写真を置く
  7. 自宅住所や個人の携帯番号をそのまま載せる

ナマステデザインラボは、ヨガ・ピラティススタジオ専門で、名刺やチラシからホームページまで、体験予約までの流れを一緒に整えています。先生がレッスンに集中できるように、お気軽にご相談ください。

ナマステデザインラボの制作実績 GLÜCK.様│名刺

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