Webデザイナー 竹田こんにちは!
ナマステデザインラボの竹田です!
久しぶりに自分の教室のInstagramをスマホで開いたら、プロフィールの上に並んでいたハイライトの丸いアイコンが消えていた。あるいは、投稿一覧のなかにハイライトのカバー画像が混ざって、せっかく揃えていた並びが崩れていた——ヨガ・ピラティス教室の先生から、この相談は今も届きます。
ただ、本当に困るのは見た目が変わったことではありません。困るのは、体験レッスンを探して初めてプロフィールを開いた人が、知りたい情報にたどり着けなくなることです。「初めてでも大丈夫か」「いくらか」「いつやっているか」。この答えをハイライトに入れていた教室ほど、表示の変更は集客に直結します。
しかもこの機能、2025年から2026年にかけて何度も動いています。丸だったものがグリッドと専用タブに移り、その後「丸に戻った」という報告も出て、今もアカウントによって見え方が違う状態です。この記事では、確認できている範囲の変更の流れと、表示がどちらに転んでも崩れないハイライトの作り方を整理します。
この1年でハイライトに起きたこと(今も動いています)
まず、時系列を押さえておきます。ここが分かっていると、周りの先生と話が食い違ったときにも慌てずに済みます。
- 2025年1月:Instagram責任者のアダム・モッセリ氏が自身のThreadsで、「ハイライトをグリッドに移し、タブとして追加することを検討している」「ハイライトは素晴らしい機能だが、視覚的に複雑でグリッドを下に押し下げてしまう」と発言。あわせて「グリッド全体を並べ替えられるツールを作っている」とも述べています
- 2025年9月ごろ:順次、プロフィール上部の丸いアイコン表示から、投稿一覧(メイングリッド)内の表示+ハートマークの専用タブへ移行。元記事を書いたのはこのタイミングです
- 2025年11月〜12月:一部のアカウントで丸いアイコン表示が戻ったという報告が相次ぎ、見え方が分かれた状態に
- 2026年6月8日:プロフィールのグリッドを自由に並べ替えられる機能が正式に提供開始
つまり、「今どちらの表示が正解か」は、残念ながら一つに定まっていません。同じ日に同じ教室のアカウントを見ても、先生のスマホと生徒さんのスマホで違って見えることが起こり得ます。


今日からできる一手:自分以外の端末で開いてみる
ここが最初の一手です。ご自身のスマホだけで判断しないでください。
- 自分のアカウントでログインした状態のスマホ
- 家族やスタッフさんの端末(自分をフォローしていないアカウント)
- Instagramにログインしていないブラウザ
この3つでプロフィールを開いて、ハイライトがどこに、どんな形で出ているかを見比べます。3分で終わります。ここで「自分の画面では丸なのに、他の人の画面ではグリッドの中に混ざっていた」と分かるだけで、次に何を直すべきかがはっきりします。
そのうえで、プロフィール文(bio)の最後に1行足しておくと保険になります。たとえば「体験レッスンの詳細はハイライト『体験レッスン』をご覧ください」。表示位置が変わっても、この一文があれば生徒さんは探しにいけます。
今のハイライトでできる操作を、ひととおり確認する
表示の見え方は揺れていますが、操作できることは増えています。教室運営で使うものだけに絞って整理します。
メイングリッドに出す/出さない を切り替える
ハイライトが投稿一覧に混ざって表示されている場合、個別に非表示にできます。手順は、プロフィールで対象のハイライトを長押しし、表示されたメニューから「メイングリッドから削除」を選ぶ形です(アプリのバージョンによっては、ハイライトを開いて右上の「…」から選ぶ形になっている場合もあります)。
大事なのは、ここで消えるのは投稿一覧からの表示だけという点です。ハートマークの専用タブには残るので、生徒さんは引き続き見られます。戻したくなったら、同じく長押しから「メイングリッドに追加」で復帰できます。


教室での使い分けはこう考えると迷いません。
- メイングリッドにも出す:体験レッスン、料金・チケット、レッスンスケジュールなど、初めての人が真っ先に知りたいもの
- 専用タブだけに置く:イベントの振り返り、スタッフの日常、季節のキャンペーンの記録など、既存の生徒さん向けのもの
「全部きれいに消す」でも「全部出す」でもなく、初めての人が探すものだけを前に出す。この基準で選ぶと、フィードの見え方も自然に落ち着きます。
並べ替える
2026年6月から、プロフィールのグリッドをドラッグで並べ替えられるようになりました。Instagramの案内では、プロフィールで投稿を長押しし、メニューから並べ替えを選んでドラッグする、という流れです。投稿のキャプションやいいね、コメントはそのまま残ります。


ヨガ・ピラティス教室でおすすめしたい並び順は、生徒さんが不安を解消していく順番です。
- 体験レッスン(初めての方へ)
- 料金・チケット
- レッスンスケジュール
- アクセス・持ち物
- 生徒さんの声
- 講師プロフィール
「先生がいちばん見せたいもの」からではなく、「初めての人が最初に不安に思うこと」から並べる。ここが入れ替わっているアカウントは、実はかなり多いです。
ピン留め・アーカイブで整理する
使わなくなったハイライトを消さずに置いておくと、それだけで情報が古い教室に見えます。たとえば夏の朝ヨガキャンペーンのハイライトが冬まで先頭にあると、初めて見る人は「更新が止まっている教室かな」と感じます。
季節ものは、終わったらアーカイブか非表示に回す。特に見てほしいものはピン留めして上に固定する。この2つを月に1回やるだけで、プロフィールの鮮度は保てます。
ストーリーズを出さずにハイライトへ入れる(順次展開中)
2026年に入ってから、ストーリーズとして公開せずに直接ハイライトへ追加できる仕組みがテスト・展開されています。ただし現時点では使えるアカウントとそうでないアカウントがあり、全員が使える状態とは言い切れません。メニューに出ていれば使える、くらいの理解で大丈夫です。
これが使えると、料金表や持ち物リストのような「毎回ストーリーズに流す必要のない案内」を、静かにハイライトへ置けるようになります。
生徒さんが見ているのは「丸か四角か」ではありません
ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。
体験レッスンを探している人は、プロフィールのデザインを鑑賞しに来ているわけではありません。仕事帰りに通える教室を探している20代の初心者さん、産後で子連れでも大丈夫か知りたい30代のママさん、更年期の不調で運動を再開したい50代の女性。この方たちがプロフィールで探しているのは、次の5つだけです。
- 初めてでも、体が硬くても大丈夫か
- いくらかかるか(体験の金額と、続けたときの金額)
- いつやっているか(自分の生活時間と合うか)
- どこにあるか・駐車場や更衣室はあるか
- どんな人が通っているか
この5つに答えていれば、丸で表示されようがグリッドに混ざろうが、生徒さんはちゃんとたどり着きます。逆に、どれだけ世界観を統一しても、この5つがどこにも書かれていなければ、比較していた他の教室に流れます。
判断基準:ハイライトのタイトルだけを声に出して読む
シンプルな確認方法があります。ハイライトのタイトルだけを、上から順に声に出して読んでみてください。
「daily」「memo」「♡」「about」——こう並んでいたら、初めての人には中身が想像できません。「体験レッスン」「料金」「スケジュール」「アクセス」「生徒さんの声」と読めるなら合格です。
カバー画像の色や統一感より、この文字が先です。統一感のある淡いトーンのカバーは素敵ですが、タイトルが読み取れないと、生徒さんはタップしません。世界観の作り方については魅力的なフィード投稿を作るInstagramデザインの基本、届き方の仕組みについてはInstagramの仕組みもあわせて読んでみてください。
ハイライトを「体験予約の入り口」にする
ハイライトは説明が得意な機能です。ただし、ハイライトの中では予約が完結しません。ここを設計しないまま作り込むと、「よく分かったけれど、で、どこから申し込むの?」で止まります。
各ハイライトの最後の1枚を、必ず行き先にする
体験レッスンのハイライトなら、最後の1枚に「ご予約はプロフィールのリンクから」「ご質問はDMでも大丈夫です」と入れておく。料金のハイライトなら、最後に「詳しい料金表はホームページに載せています」と添える。
たったこれだけですが、入れていないアカウントがとても多いところです。少人数制の教室ほど、いきなり予約するのはハードルが高いので、DMという逃げ道も併記しておくと動きやすくなります。
結局いちばん強いのは、仕様が変わらない場所
ここまで読んでお気づきのとおり、Instagramの表示仕様は今後も変わります。丸に戻るかもしれませんし、また別の形になるかもしれません。先生の側でコントロールできないものに、教室の情報を全部預けてしまうのは危ないということです。
料金・スケジュール・アクセス・体験の流れといった、変わってほしくない情報は、自分で管理できるホームページに置く。Instagramは、そこへ人を連れていく入り口として使う。この形にしておけば、次にどんなアップデートが来ても慌てずに済みます。ホームページ側に何を載せるべきかはHPに必要な情報、そもそもなぜ持つのかはホームページを持つ理由にまとめています。
店頭・紙からの導線も忘れずに
Instagramには、プロフィールのQRコードを表示・カスタマイズする機能が公式に用意されています。スタジオの受付、ショップカード、体験レッスンの案内チラシにこのQRコードを載せておくと、レッスンで来た方がその場でフォローできます。
なお、ハイライト単体でQRコードを発行できるかどうかは、公式の案内で確認が取れませんでした。確実なのはプロフィールのQRコードなので、まずはそちらを使うのが安全です。
更新が続かないと、結局そこで止まります
ハイライトを整えても、料金改定やスケジュール変更のたびに直せなければ意味がありません。おすすめは、月に1回15分だけ「Instagramとホームページの情報が今と合っているか」を見る時間を決めてしまうことです。レッスン前の15分でも構いません。続け方のコツは放置したHPはもったいない!更新が続く教室の秘訣にも書いています。
まとめ
ハイライトは、24時間で消えるストーリーズを「いつでも見返せるカタログ」として残せる機能です。この1年で表示の形は何度も変わり、今もアカウントによって見え方が分かれています。だからこそ、押さえるべきは次の3点です。
- 表示がどうなっているかを、自分以外の端末で確認する(自分の画面だけで判断しない)
- タイトルを、初めての人が探している言葉にする(体験レッスン・料金・スケジュール・アクセス・生徒さんの声)
- 変わってほしくない情報は、自分で管理できるホームページに置く
見た目の統一より、探しているものが見つかること。ここを優先しておけば、次のアップデートが来ても作り直しにはなりません。
「うちのプロフィール、生徒さんからどう見えているんだろう」と気になったら、その感覚は当たっていることが多いです。ナマステデザインラボは、ヨガ・ピラティススタジオ専門で、Instagramの見せ方からホームページ・体験予約までの導線を一緒に整えています。レッスンに集中できるように、Webまわりはお気軽にご相談ください。
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参考・参照URL
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- Find and customize the QR code of your Instagram profile | Instagram Help Center
- Introducing Stories Highlights & Stories Archive | About Instagram
- Adam Mosseri(Instagram責任者)のThreads投稿(2025年1月19日)
- Instagram releases profile grid rearranging | Social Media Today(2026年6月8日)
- 【2026年最新版】ハイライトの表示変更・投稿順カスタマイズの方法 | Instagramラボ
- インスタ ハイライトが消えた?仕様変更の詳細と新しい使い方【2026年】
- インスタでハイライトの表示が変更に | アプリオ
- New Instagram Features in 2026 | EmbedSocial(2026年8月18日更新)
※ 記事内のスクリーンショットは、表示変更が始まった2025年9月時点のアプリ画面です。現在の画面とメニュー名や配置が異なる場合があります。
※ Instagramの仕様は段階的に変更・差し戻しが行われており、同じ時期でもアカウントによって表示や操作メニューが異なります。本記事の内容は2026年8月時点で確認できた範囲のもので、今後変動する可能性があります。










