Webデザイナー 竹田こんにちは!
ナマステデザインラボの竹田です!
久しぶりに自分の教室のホームページをスマホで開いて、
- 文字が小さい…
- 動線がいまいちわかりづらい…
- 料金がもう今の体系と違う…
と気づいたけど、どうしていいかわからない——そんな経験はないでしょうか?
直したい気持ちはあるのに、全部作り直すほどの話なのか、それとも一部を直せば済むのかが自分では判断できず、そのままになってしまう。ヨガ・ピラティス教室の先生から、そういうご相談は少なくありません。
そこで先に大事なことを整理しておきます。
リニューアルは目的ではなく、体験レッスンの予約までの道を通しやすくするための手段です。作り直したから予約が増える、という単純な話ではありません。
この記事では、「作り直す/部分的に直す/今はしない」の判断基準と、リニューアル特有の注意点を教室運営の目線で整理します。
ホームページのリニューアルが必要かどうか、まず3択で考える
判断は「する/しない」の二択ではありません。①全面リニューアルする ②部分的に直す ③今はサイトに手を付けず、先に別のことをするの3択です。見積もりを取る前に、まずご自身の教室がどれに当たるかを決めるところから始めましょう。


1、全面リニューアルが向いている教室
- スマホで見たときにレイアウトが崩れる、横スクロールが出る
- サイトの構造そのものが、今のレッスン体系と合っていない
- 自分では1文字も直せず、小さな修正のたびに費用と時間がかかる
- デザイン以前に「何をする教室なのか」がトップページで伝わらない
大人数のクラス前提で作ったサイトのまま、少人数制へ方針を変えた教室。ページの並びも写真も昔のままなので、いくら文章を書き足しても「今の教室」に見えません。こういった場合は、骨組みから考え直したほうが結果的に早く済みます。
2、部分修正で足りる教室
骨組みは使えるけれど、中身の鮮度だけが落ちている場合です。
- 料金表とレッスンスケジュールが旧体系のまま(月謝制に回数券を足したのに反映されていない、など)
- 講師が増えたのにプロフィールが1人分のまま
- 体験レッスンの申し込みボタンだけが見つけにくい
- 写真が暗く、教室の雰囲気が伝わらない
このタイプは、作り直さずに更新するほうが費用も手間も小さく済みます。更新を続ける工夫は以下の関連記事もあわせて読んでみてください。


3、今はサイトに手を付けない方がよい教室
- 教室のコンセプトや料金体系がまだ固まっていない時期
- 移転やレッスン体系の変更を控えている時期
は、先にそちらを固めるほうが賢明です。決まっていないものはサイトにも書けませんし、作り直した直後にまた作り直すことになります。
作り直しを考えた方がよいサインと、部分的に直せば済むサイン
3択のどれに当たるかは、「生徒さんが最初に確認すること」で点検すると判断しやすくなります。
スマホで見たときの3つの確認
体験レッスンを探している生徒さんは、スマホから見ていることが多くあります。仕事帰りに通えるか調べている初心者の方、子連れで行けるか気にしているママさん。その人たちが知りたい次の3つをチェックしましょう。
1. 初めてでも大丈夫な雰囲気か(少人数か、どんな人が通っているか)
2. 自分の生活時間で通えるか(平日夜・土曜・子連れ可かどうか)
3. 体験レッスンはいくらで、どう申し込むのか
ご自身のスマホでトップページを開いて、この3つに最初の画面から数タップで届くかを見てください。


- 届かない
- 文字を拡大しないと読めない
- 電話番号をタップしても発信できない
これらが1つでもある場合は、作り直し寄りのサインです。
中身の鮮度チェック(更新すれば直る範囲)
料金・スケジュール・講師紹介・休講情報が古いなら、部分修正で足りることがほとんどです。何が足りていないかを点検するときは、以下の関連記事のリストと照らし合わせると抜けが見つけやすくなります。


判断がつかないときは「読まれ方」を見る
自分では決められないときは、今のサイトがどう読まれているかを先に見ます。


- 体験申し込みのボタンまでスクロールされていない
- そもそも人が来ていない
では、次の打つ手はまったく違うからです。前者ならページの並べ替えで改善できることが多く、後者は作り直しても状況は変わりません。
アクセス解析や、ページのどこまで読まれたかを色で見られるヒートマップ(読者の視線や離脱位置を可視化する仕組み)を使うと、この見分けがつきます。ナマステデザインラボでも更新代行・ヒートマップ解析としてお手伝いしています。
費用の考え方は「作り直し」と「直す」で別物
リニューアルは、設計・デザイン・データの移行と、新規制作に近い工程が発生します。部分修正の延長で考えると見積もりを見て驚くことになるので、最初から別物として考えてください。参考までに、ホームページ制作の一般的な相場感は次のとおりです。
| 制作物 | フリーランス | 小規模制作会社 | 中〜大手制作会社 |
|---|---|---|---|
| コーポレートサイト5〜10ページ・レスポンシブ・CMS(WordPress等)込み/1式 | 250,000円100,000円〜500,000円 | 500,000円250,000円〜1,000,000円 | 1,500,000円800,000円〜3,000,000円 |
| ※ 撮影・ライティング・保守は別途が一般的。テンプレート型の格安プランは5万円台〜。30ページ規模は各層とも約2倍を目安に。 | |||
| ECサイト・ショッピングサイトASPカート/Shopify等を利用・商品登録50点程度まで/1式 | 500,000円250,000円〜1,000,000円 | 1,000,000円500,000円〜2,500,000円 | 3,000,000円1,500,000円〜10,000,000円 |
| ※ フルスクラッチや基幹連携は1,000万円超も。商品撮影・登録代行は別途。 | |||
| サービスサイト5〜15ページ・サービス訴求+問い合わせ導線/1式 | 350,000円200,000円〜700,000円 | 800,000円400,000円〜1,500,000円 | 2,000,000円1,000,000円〜4,000,000円 |
| ※ コーポレートより訴求設計の比重が高く、ライティング込みだと上振れ。 | |||
| メディアサイト(オウンドメディア)WordPress構築・記事テンプレート・カテゴリ設計込み/1式(構築のみ) | 400,000円200,000円〜800,000円 | 1,000,000円500,000円〜2,000,000円 | 2,000,000円1,000,000円〜5,000,000円 |
| ※ コンテンツ設計・記事制作込みは100〜200万円以上。運用費は別途。 | |||
| ポートフォリオサイト3〜5ページ・実績ギャラリー中心/1式 | 150,000円80,000円〜300,000円 | 300,000円150,000円〜500,000円 | 800,000円500,000円〜1,500,000円 |
| ※ 個人向けはフリーランス依頼が中心。テンプレート利用でさらに下がる。 | |||
| 採用サイト5〜10ページ・社員インタビュー・募集要項/1式 | 400,000円200,000円〜800,000円 | 1,000,000円500,000円〜2,000,000円 | 2,500,000円1,000,000円〜5,000,000円 |
| ※ 撮影・インタビュー取材・動画の有無で大きく変動。 | |||
| プロモーションサイトキャンペーン・期間限定・演出多め(3〜5ページ)/1式 | 400,000円200,000円〜800,000円 | 1,000,000円500,000円〜2,000,000円 | 3,000,000円1,500,000円〜8,000,000円 |
| ※ アニメーション・動画・応募フォーム等の実装で上振れ。 | |||
費用の内訳や、体験予約につながる制作会社の選び方は以下の関連記事で詳しく解説しています。
リニューアルで見落としやすい、既存URLと検索評価の扱い
新規制作と違い、リニューアルには「今あるページ」と「これまで検索で積み上げてきた評価」があります。ここを引き継がずに公開すると、作り直した直後にアクセスが落ちることがあります。
URLが変わると何が起きるか
これまで検索結果に出ていたページ、生徒さんがブックマークしているページ、Instagramのプロフィール欄やGoogleビジネスプロフィールに貼ってあるリンク。URLが変わると、これらの行き先が失われてエラー表示になります。
これを防ぐのがリダイレクト(古いURLに来た人を、新しいページへ自動で案内する設定。恒久的な移転では301リダイレクトを使います)です。Googleも、サイト移転の際はサーバー側で恒久的なリダイレクトを設定するよう案内しています。


制作会社に確認しておきたいこと
見積もりの段階で、次の点は聞いておくと安心です。
- 既存ページのURLは維持するのか、変わるのか
- 変わる場合、旧URLから新URLへの転送は誰が設定するのか
- 過去のブログ記事・お知らせは移行するのか、しないのか。しない場合の判断基準は何か
- ドメインは同じものを使い続けるか。サーバーを移すなら、切り替え日にサイトが見えなくなる時間はあるか
- 公開後にGoogleへ知らせる作業(サイトマップの再送信など)は誰がやるのか
ドメイン・サーバー周りの注意
ドメインとサーバーの契約名義・更新日は、先生ご自身が把握しておいてください。制作会社が代理で契約している場合、あとから引き継ぎで手間取ることがあります。
なお、この時期は「ドメインが失効します」という不安をあおるメールが届きやすくなります。契約していない会社からの請求は【要注意】ドメイン更新・メール容量警告は詐欺?で解説しているとおりなので、慌てて支払わず契約先を確認しましょう。
公開前後にやること(先生の時間を奪わない段取り)
公開前チェック
- スマホで全ページを一度見る
- 料金・スケジュール・休講情報が最新か
- 体験申し込みのテスト送信
- 電話番号・地図・駐車場の案内が正しいか
- 写真が今の教室の雰囲気と合っているか
公開直後の1〜2週間で見ること
- リンク切れが出ていないか
- 体験の申し込みが実際に手元へ届いているか
- アクセスが極端に落ちていないか
まとめ
ホームページのリニューアルは目的ではなく、体験予約までの道を通しやすくする手段です。判断は3択で考えてください。構造やスマホ表示から崩れているなら全面リニューアル、中身の鮮度だけの問題なら部分修正、コンセプトや体系が固まっていない時期なら今は手を付けない。
そして作り直すと決めたら、既存URLの転送、検索評価の引き継ぎ、体験予約導線の移行を必ず確認してください。今日できることは1つだけです。ご自身のスマホで教室のサイトを開き、体験レッスンの申し込みを1回試してみる。それだけで、作り直しなのか、直すだけで足りるのかの見当がつきます。
「作り直すべきかどうか、自分では判断がつかない」という状態のままで大丈夫です。ナマステデザインラボはヨガ・ピラティススタジオ専門で、今のサイトを活かす方法から作り直しの進め方まで、体験予約までの導線を一緒に整えています。判断に迷ったら、こちらからお気軽にご相談ください。
https://page.line.me/805omtjn
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参考・参照URL
- Google 検索セントラル「サイト移転(URL の変更あり)」
https://developers.google.com/search/docs/crawling-indexing/site-move-with-url-changes - Google 検索セントラル「サイトマップの作成と送信」
https://developers.google.com/search/docs/crawling-indexing/sitemaps/build-sitemap - ナマステデザインラボ「更新代行・ヒートマップ解析」
https://namaste-design.com/heatmap - ナマステデザインラボ「ヨガ教室のホームページ制作、費用相場と体験予約につながる会社の選び方」
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